縁がなかったということで・・・

横手焼きそばを食べた後、バイク屋に行って走り出したまでは良かった。高速道路に入って車の流れに乗って走っている時までも良かった。絶不調になったのは、最高速を試そうと全開にしてからだった。どんなにがっばっても100キロほどしかスピードが出ない。そのうちエンジンがブスブスいいだして、しまいには今にも止まりそうになった。慌ててシフトダウンしてグイグイあおってみるが全然ダメ。
花輪SAに緊急避難して、バイク屋に怒りの鉄拳をくらわす。「だましだまし帰るけど、青森のバイク屋で修理するように手配しろよ！」と。ところがそんな遠吠えもむなしく小坂を過ぎたあたりでついにエンジンが止まってしまった。高速道路で止まってしまったらたいへんなのだ。警察には罰金6千円、ジャフにはなんと2万円。おいおい、なんなんだ、こちとら被害者なんだぞ。そんな嬉しそうな顔をするなよ。
ということで、スティードは青森のバイク屋に入院中で、いつ退院できるかは見通しがたたない。似合わないバイクには乗らない方がいいということを学んだ長～い一日だった。